就活本番までに準備すべき6つのポイント
2011.7.21 14172Views
こんにちは、ライターのSHUNです。
就職活動の本選考(採用の是非を決める選考)のスタート時期は、業界によって秋、冬、春と異なり、準備できる期間は業界によって大きく異なります。
その本選考で内定を勝ち取る為に、今からどんな準備をすべきなのか?
就職活動を意識し始めたばかりの方は特に気になるところではないでしょうか。
ということで、今回はその準備すべき6つのアクションを紹介します!
1. インターンシップに参加する
インターンはそのメリットの多さゆえ、本選考で内定を勝ち取る為の第1ステップと言えます。
特別な事情が無い限り、インターンに参加することをお薦めします。
◆インターンシップに応募する6つのメリット
就職活動における独特の採用選考に馴れる機会であり、業界研究・企業研究の場であり、参加そのものが本選考において有利になりうる場であり、就職活動の仲間を得る場であり...。
一石五鳥ほどの価値があります。
そして視野を広げるため、興味のありなしに関わらず、様々な業界・企業のインターンに参加することをオススメします。
実施状況を調べ、募集できる段階ならば自分のスケジュールと照らし合わせて是非応募してみましょう。
また、インターンとは別に企業が通年で実施している長期インターンシップもオススメです。
そのまま内定に繋がることも多いので、自信のある人・時間のある人は是非トライしてみましょう。
2. 就職活動の選考対策をする
エントリーシート、Webテスト、テストセンター、グループディスカッション、面接...
就職活動の選考は、多くの方が経験したことの無い内容を多く含みます。
それぞれ、早め早めの対策が効果的です。
企業によってはサマーインターンの選考過程で上記選考を実施しているので、実際にそこで体験してみるのが手っ取り早いでしょう。
またWebテスト、テストセンターは多くの対策本が書店に並んでいるので、購入して1~2回解いておくだけでも本選考が始まった時に良いスタートが切れます。
面接は、先輩や友人に面接官を演じてもらい面接を受け、それを録画録音して振り返る「模擬面接」という対策も効果的です。
3. 業界研究、企業研究をする
時間があるうちに、ある程度業界研究・企業研究をしておきましょう。
もちろん興味のある業界を選んでみて、それぞれの業界における企業ごとのシェア、最新のホットトピック、業界全体・企業ごとの成長率や課題などを頭に入れられるとベストです。
調べ方は様々ですが、書店の就職活動コーナーには業界ごとの最新情報が書かれた業界研究本が多く売られています。
その他、インターネットや雑誌などを活用して自分が楽しめる形で研究を進めると良いです。
先輩社員と面談する「OB・OG訪問」は、生の話が聞けるのでオススメです。
本選考が始まるとOB訪問予約の奪い合いになるので、余裕を持って早い時期から大学のネットワークなどを活用して先輩社員にアプローチしてみるのも手です。
4. リーダーシップを経験する
本選考の面接で必ずと言って良いほど聞かれる質問が、「リーダーシップの経験」「何かを取りまとめた経験」です。
自分の活動を振り返って、特に何もしなかったな...という人は、是非残りの時間を活用して些細なことでもリーダーシップを経験してみることをオススメします。
ただ就活のためになるというよりも、経験したことにより、自分の自信へと繋がります。
サークル活動に始まり、ゼミや授業のグループワーク、NPO・ボランティア活動、アルバイト、各種コンテストなど、身の回りの様々な活動機会を活用してみるとよいです。
貪欲に探しまわってみると、アピールポイントになるような活動機会は沢山転がっています。
もちろん、既に沢山ネタがある方も引き続き活動を続けることをオススメします。
面接官は出来るだけ学生の最新の活動を聞きたいので、「3年前に・・・した」といった古い実績ではそこまで響かない可能性が高いです。
5. 時事を勉強する
時事はES、グループディスカッション、面接など、選考の様々なプロセスで問われる機会があります。
どれだけ世間の問題にアンテナを張っているか、それに対して自分の意見を持っているかが問われます。
インターネット、TV、新聞などを活用してあらゆるトピックの最新情報はしっかり抑え、その時事ネタに対して「自分はどう思うか」を考えてみてください。
筆者も就職活動時は数えきれないほど時事を聞かれましたが、例えば、
「○○(政治家の名前)の世論の風当たりはこれからどう変わっていくと思う?」
「民主党と自民党の一番の違いって何だと思う?」
といった政治ネタから、
「尖閣諸島の問題についてどう思う?」
「国際紛争のうち興味のあるものを一つ挙げて語ってみて」
といった国際的な時事ネタまで幅広く問われました。
6. 自分年表をつくる
中学高校辺りから、自分が過去どういった活動をしてきたか、どういった実績を積んできたかを箇条書きで文章にしてまとめてみることをオススメします。
特に歳や学年で分けて時間軸でまとめる「自分年表」というスタイルはオススメです。
客観的に自分の今までの軌跡を見てみると、どういった所に興味があるのか、どこに重点を置いて活動してきたのかが分かるだけでなく、逆に自分があまり注力しなかった弱い部分なども明確になります。
この自分年表を作っておく事で自己PRが作り易くなり、ESや面接でのネタ探しも容易になります。
いかがでしたでしょうか。
皆さんが本選考で良いスタートを切れるよう応援しています。
(ライター:SHUN)