面接がうまくいかない時に状況を好転させるコツ

2011.4.19  6303Views

面接が始まると、面接でうまく話せず落ち込んだり、お見送りになった理由が分からない...と悩んでしまうことも多いのではないでしょうか。


今回は、面接がうまくいかない時にやってほしい、状況を好転させるコツをお伝えします。


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うまくいかない箇所を見つけよう



学生さんに面接がうまくいかない理由を聞くと、「そのポイントじゃないのになあ」と思うことが多々あります。

例えば、「緊張してしまってうまく話せなかったから出来なかった...」
というのはよくある反省点ですが、がっちがちに緊張してまったく話せなかったという状況以外は、違う理由でうまくいかなかった可能性が高いです。

「なぜうまくいかなかったのか」は、自分で考えるのも大事ですが、どうしても主観が入ってしまうので、他の人に聞くことも大事です。

模擬面接等を行って客観的に見てもらい、自分がうまくいかない部分を見つけましょう。
意外な発見があるかもしれません。


一人よがりの内容になっていないか振り返ろう



面接でよくありがちなのは、「自分が伝えたいことを伝えようとすること」。

学生時代に特に頑張ったことや苦労したことなど、面接で伝えたい気持ちは分かります。

ただ、企業は苦労話を聞きたいわけではありませんし、アルバイトやサークル、ゼミ等での苦労話や頑張ったことは、他の人の話と似たり寄ったりになりがちです。

企業は、あなたが「課題や問題に対して何を考え、どう行動したか」が知りたいのです。
いわゆる、主体性や問題解決力、行動力などといった「あなたらしさ」です。

苦労自慢になっていないか、振り返ってみてくださいね。


他責や諦めはやめよう



「他責」とは、思い通りに物事が運ばない時に、それを自分以外のもの、状況や他の人などのせいにしようとする傾向を指します。

例えば、面接がうまくいかなかったときに、今の就活が厳しいからだ、とか、面接官のスキルがないからだ、とか、そもそもこの会社は興味なかったし、などと思っていませんか。

他責にしたり、結果を直視しなかったりすると、本当に何が問題だったなのか分からず、前に進むことが出来ません。

環境が悪くとも、興味がなくとも、面接でうまくいかなかったのには、自分自身にも修正する箇所があるからです。
他責の気持ちが強いと、面接でのそれが伝わってしまいます。

自責(他責の逆。自分を責めること。)が強すぎてしまうのも問題ですが、バランス大事です。

ちゃんと結果を見て、何が問題だったのかを振り返ってみましょう。


思い切って受ける業界や企業を広げてみよう



企業も人が集まって出来たものですので、面接は企業(中にいる社員)との相性も見るものでもあります。

相性が合わない場合は、やはり残念な結果になってしまいます。

また、業界単位での相性もあるので、業界を絞って受けているけどうまくいかない場合、その業界との相性が合わない場合もあります。

特に人気はあるけれど採用数が少ない業界(マスコミや出版等)の場合、相性の合う人の中から更に絞って「より相性が合う人」を採用するため、なかなかうまくいかない傾向になります。

ちょっと煮詰まってきたら、少しでも興味のある業界や企業を視野に入れてみるのもいいかもしれません。



いかがでしたでしょうか。
何もしないと状況は変わりません。
まずは、行動してみてくださいね。