面接の最後の質問で気をつけたい3つの残念行動
2011.3.11 19814Views
今回は、面接で最後の一手を変える可能性がある「面接終了直前の質問タイム」についてお話しします。
面接の最後の質問とは...?
集団でも個人でも、面接を行う際は、面接自体の終了直前に質問時間がある場合が多いです。
形式は様々で、
「最後に何か聞きたいことはありますか?」であるとか、
「私(面接官)を面接してほしい」(逆質問)、
「疑問点はありますか?」、などです。
意図はいずれも同様で、「自社に対する関心の度合いの高さ」を見ています。
つまり質問のレベル(鋭さ)を見ているとも言えます。
同時に社員に話を聞けるわけですから、自分の知らないことを知る機会になる可能性もあるわけです。
そのような場は、一見オマケのように見えて、実際のところは面接の合否を逆転するくらいの影響をもつ場合も多い、ということを強調しておきたいです。
僕自身も、面接の後々に話を伺い、最後の質問タイムで結果が○に逆転した経験があります。
なので、まず皆さんに伝えたいのは、「オマケだと決めて気を抜いては危険だ」ということです。
逆を言うと、大逆転できるチャンスにもなり得るのです。
さて、では質問でNGなパターン3つお伝えします。
1.企業HPや説明会などから確実に得られる質問をする
就活生には大衆向けに企業の大まかな情報が、HPやパンフレット、会社説明会などで入ってくるのが当たり前な環境にいます。そういうものを調べれば確実にわかるのに、質問をすることで「こいつは企業研究が甘すぎる」ということで大幅にマイナス評価になります。
例)
◆御社の強みは何ですか?
◆福利厚生にはどのようなものがありますか?
2.福利厚生や研修制度に深入りする質問をする
上記と多少重複する箇所もありますが、これは非常に多いのです。
気になる気持ちはものすごいわかりますが、とくに研修に対する深入りする質問は「受け身人間」と捉えられてしまう可能性があるので注意が必要です。
福利厚生は、気になるのであれば種類はしっかり調べた上で活用度を聞くなどしてより具体的な内容に迫る必要があります。
例)
◆どのような研修制度が用意されていますか?
◆福利厚生はありますか?
3.質問内容があまりにざっくりすぎる
これも非常に多いです。
質問が抽象的で、面接官が反応に困るような内容です。
例えば、「仕事は楽しいですか?」と聞けば100%の確率で○が返ってくるでしょう。
この場合、「どのようなときに仕事に楽しさを感じますか?」など、より具体的に掘り下げる必要があります。
そうすれば面接官とのコミュニケーションもスムーズにいくでしょう。
企業に対する直球質問のススメは、常見陽平著書「くたばれ!就職氷河期」の195ページに記載されていますので、よろしければ確認してみてください。
さて、いかがでしたか?
遠足と同様に面接も「家に帰るまで...」の概念が通用します。
最後の軽い質問時間だからと言って気を抜かないようにしましょう。
時に運命を左右している瞬間になっていることもある、ということを意識しましょう。
またお会いしましょう!
では!
あ
YO!!}(・∀・)/(・∀・)/{HEY!!
(ライター:YOHEY)