最後まで読まれるエントリーシート3つのステップ
2010.12.16 20181Views
こんにちは、ライターのAYAKAです。
今回は最後まで読まれるエントリーシートの書き方を私の経験を踏まえてお伝えしていきます!
ステップ1:企業に届くエントリーシートの数を想定する
志望する企業にどのくらいの数の人がエントリーするかを意識する事は非常に大切です。
企業には多い所だと第1回〆切で1万通を越えるES が届きます。
人事の人が10人いるとして、目の前に1000通のエントリーシートが積まれるわけです。
「読みたくもない小説を椅子に縛り付けられて読むようなもんだ!」
と某企業のエントリーシート対策講座で言われた事があります。
確かにその通り・・・と思いませんか。
逆に言ってしまえば、「読んでいて面白い!」と思わせたらそのESは通りやすくなるという事です。
そのため、ESには仕掛けを作って書く必要があります。
ステップ2:書き出しは人事が「?」と気になるものにする
これもまた別の某企業のエントリーシート対策講座で切々と言われた事なのですが、
「私の強みはコミュニケーション能力です」
「私の強みはリーダーシップを発揮する事です」
と書いてあるエントリーシートは全体の約7割近くになるそうです。
目の前に1000通のエントリーシートが積まれた状態を想像してみてください。
タダでさえつまらないと思うような小説の冒頭が700通同じな訳です。
読んでいて泣きたくなるようなきがしませんか。
それを意識してから私のエントリーシートの冒頭は、
「考えを実現させるため努力を惜しまず、笑顔のビッグウェーブを創ってきました。」
といったように冒頭で人事の頭の中を「???」とさせるような文句で書き始めるように変えました。
それからは、エントリーシートで落ちることは、ほぼありませんでした。
今振り返ると、この書き方は突拍子もないなぁ...と反省もするのですが、
人事に上手く刺さった書き出しのおかげで、
内定をいくつか頂く事ができたので効果はあるのではと考えています。
ステップ3:短い文章の中でストーリーを作り上げる
物語には必ず「起承転結」がありますよね。
ESは皆さんの人生の物語です。
指定された枠の中で書く短い文章でも、起承転結がある文章は面白いと感じます。
4行で人生を語り尽くせとは言いませんが、
そのくらいに悩んで、苦しんで凝縮させて書いた文章は心に響く文章になっているはずです。
普通の物語は起承転結なのですが、
エントリーシートに関して言えば、より説得力を持たせるために
「結起承転結」
で書く事をお薦めします。
私の場合は、
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結:考えを実現させるため努力を惜しまず、笑顔のビッグウェーブを創った。
起:学園祭実行委員会を3年間やっていた。
承:企業との折衝で通らない案件があった。
転:トイレで寝たり睡眠時間を削っても、企画書を書いて3回、4回と企業へ足を運んだ。
結:学園祭当日は4万5千人に来場して頂き、用意した企画でお客様から「楽しかった」と言って頂けた。
このように努力する事で笑顔のビックウェーブを創り上げた。
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と書いてました。
「こういう人なのかな」とちょっと想像付くのではと思います。
皆さんの人生のある一面を切り取ってストーリーを展開させたエントリーシートは、
企業の方々も「おもしろい!」と思ってくださいます。
通るのか通らないのかは、企業の求める人材にマッチするかで違うので何とも言えない所がありますが、
これで最後まで読んでもらえるエントリーシートが書けるようになります。
最後に
わたしはこの3点を意識するようになってから、
ESは90%以上の確率で通ることが出来るようになりました。
まずは意識して少しずつ変えて、より良いエントリーシートを作成していってくださいね。
(ライター:AYAKA)