理系に起こる理不尽なこと、その対処法

2010.12.10  8640Views

ライターのYOHEYです。

今回は、理系によく起こる想定外なこと・理不尽なこと、およびそれらの対処法についてです。

「え、なんでそんなこと聞くの?」とか「どうしてこういうことになるの...」とか、
就活をしていると頭を悩ます部分も増えてくるはずです。
その一助になれば幸いです。

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理系(特に院生)は事務系応募のES段階で落とされやすい!?



これは理系学生(特に院生)は頭を大きく悩ますところです。
もちろん、ESの内容は他の方と一緒ですしもちろん良い内容も書けると思います。
しかし、企業によってはいくらその応募者が高学歴の理系の学生であったとしても
厳格に落とす場合があります。

これは、理系=技術系としか企業側が捉えられないときに起こります。
しかし、以前お話したように純粋な理系就職が減っている現在、
多くの方が一度は経験する可能性が高いことです。

傾向として、採用枠を事務と技術で明確に分けていてかつ昔から続く
伝統的な大手企業によく見られるものです。


ESで落とされる前の対処法



対処法は明確です。
それは企業が事務を理系から採るかどうかを見極めることです。
過去の実績やOB訪問などを通じてわかる可能性が高いです。

人事への質問では必ず「採る」と言いますがあてになりません。
人事は平等に採っていることをアピールしているだけなので、
実際はどうなのかは自分自身で確かめに行かないとわかりません。

「絶対に採らない」ということが分かった場合、
文系の方にOB訪問して猛烈にアピールしたのが人事に伝わり、
ES通過までこぎつけられるパターンもありますが、
企業の採用方針は個人の一言ですぐに変わるようなものではないので稀なパターンだと思ってください。

もちろん必ずしも落ちるというわけではないので、
明らかに理系を採っていない企業でもトライすることをお勧めしますが、
そういう背景が少なからず存在していることを頭の片隅に入れておいてください。

面接までコマを進めた場合には、
必ずと言ってよいほど「何で理系なのに事務系なの?」の類の質問が飛んでくるので、
自己分析なりを通じ自分なりの答えをもっていてください。

逆に、理系に対する偏見を全く持たない企業もいっぱいありますので安心してください。



最後に



さて、いかがでしたか。

意外と「え、そういうとこなの?」という要素があったでしょうか。
そもそも、理系が文系就職しにくいという事実がおかしいのですが、
文系就職を志す方は企業側の「長年培われてきた先入観」との対戦に間違いなく直面します。
まずは、理系が企業の中でどういう扱いをされているのかを把握することが大事ですね。


では!

YO!!}(・∀・)/(・∀・)/{HEY!!

(ライター:YOHEY)
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