理系就活生向け、理系間の競争を生き抜く方法とは

2010.12. 8  4106Views

こんにちは。ライターのYOHEYです。

今回は、理系間競争について考えていきます。
理系の人の持ち味を、
「ハード面」(研究・知識など)+「ソフト面」(人間性、価値観など)と捉えていきましょう。

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ソフト面のバーが上がってる...?



これは、純粋な理系就職でも理系の文系就職でもおそらく共通の認識があるのではないかと考えます。

それは、かなりの確率でソフト面です。
人間味、価値観、対人能力...などの類です。

とくに最近では対人能力のバーが上がってきているのではないかと感じます。

自分の内定先の会社を例にとりますと、選考はいたってシンプル。
エントリーシートを提出し、その後筆記試験は一切行わず、
1時間以上の1対1の個人面接が計6回。
この選考の意図は明快だと感じました。

いわゆるハード面(学力・スキルなど)は一切見ずに、
この会社に合うかどうか(マッチング)を全てコミュニケーションで見ていこうというものです。
このような長時間の場合、短時間で通用するような自分を造る行為やウソ・盛りは通用しません。
全て化けの皮がはがれることになります。

面接して下さった方々も、対人の際のコミュニケーションの誠実さ・謙虚さ・頭のキレ・ガッツや、
仕事に対する「想い」や「価値観」といった人間味の側面しか見ていないとのことでした。




基準が上がる理由



純粋な理系就職の場合にはそれこそハード面となる専門的な知識力というものは大きいですし、
むしろそれは採用に当たってはあって当たり前という視点で見られるでしょう。

しかし、専門分野でのよほどのすごい経験や成果がなかったり、
プロセスではなく内容ばかりに偏ってしまったりすると、ハード面でのPRがみんな似通ってくるはずです。

つまり採用側には同じように見えてしまう人がいっぱいいるはずです。

結果、ソフト面のバーが上がります。

研究内容を前面に押し出すな、ということを言っているわけではありません。
他の人と似通うのを避けなくてはいけない、ということです。
説明する時には自分なりの工夫がいるでしょう。




自分にしかない特徴をPR・整理する



理系の方に限って言えることではないのですが、
自分を売り込むということは「自分にしかない特徴をPR」することでもあります。

理系の強みであるロジックを巡らせて、
周りになくて自分にしかない要素は何かということを、
紙なり頭なりをしっかり使って考える時間をつくっていきましょう。

ちなみに僕自身は「マインドマップ方式」を使っていました。
中央に自分の経験したことなどを1つ取り上げて書いて丸く囲んで、
そこから放射状に枝を伸ばして関連する要素(理由・成果・関係した人など)を何でも自由に書いていき、
それをどんどん繰り返していく方式です。

これ以上できない、と思うところまで枝を伸ばせたところにある要素が
自分の大切にしている根幹部分の要素であって、
自分がどういう価値観や想いを大切にしているのかがわかりやすくなります。




最後に



まとめると、一般的にはなりますが、

【理系であっても、差別化はソフト面を中心にするとやりやすいし効果も高い】

ということです。
あなた自身にしかないもの、あなたが本当に大切にしている想いは何でしょう?
じっくりと考えてみることをオススメします。


またお会いしましょう!

では!

YO!!}(・∀・)/(・∀・)/{HEY!!


(ライター:YOHEY)
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