[内定者インタビュー]80社エントリー、挫折も経験...それでも前向きに活動続けたポイントとは?

2010.9. 5  2847Views

こんにちは、編集部スタッフです。




第一志望の会社に落ちてしまったり、落ちることが続いてしまうと、
その次の一歩を踏み出すのってなかなか大変だったりしますよね。


今回ご紹介する方は、エントリーだけで80社。
当初希望していた業界も落ちてしまったものの、
モチベーションを落とさず活動を続けた結果、
大手商社系のグループ会社から見事内定を勝ち取った2011年卒の佐藤藍さん(仮名)です。


彼女がどんな就職活動をやってきたのか、
モチベーションを保てたポイントとは?をお伺いしました。




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就職活動を始めた時期は?






2009年6月にインターンシップの合同説明会に参加しました。
本格的に就職活動を開始したのは、10月頃です。




―就職活動の初期は、どのような活動をされていましたか。


両親が金融機関で働いていることに影響され、就職活動初期から金融業界を志望していました。
しかし、様々な業界を見ようと合同説明会や自社セミナーでは幅広い業界の説明会に参加していました。






彼女のターニングポイント






2009年の夏、ある損保会社のワンデーインターンシップに参加し、
損害保険の果たす役割の大きさ、社会貢献度の高さに魅力を感じました。
 
インターンシップに参加したことをきっかけに、金融業界の中でも損保業界、
損保業界の中でもインターンシップに参加したその企業を志望するようになりました。 
 
 
―就職活動で、工夫した点はどのような点でしょうか。
 
人前で話すことや、自分の意見を主張することが苦手だったので、
グループワークのあるセミナーやグループディスカッション、面接対策のセミナーに参加しました。
 
また、説明会など受身の姿勢で参加するのではなく、
事前に企業のことや仕事内容について調べ、説明会では疑問を解決できるようにしていました。
 


―就職活動で、大変だった点はどのような点でしょうか。 
 
選考が上手く進まない理由がわからなかったことです。
自信のあった面接、面接官の方からお褒めの言葉をいただいた面接でも
次の面接に進めないことがありました。
自分自身では何がいけないのかわからず、どう改善すべきかを悩みました。
 


―就職活動をやってよかったと思う点はどのような点でしょうか。 
 
今までに知らなかった業界や社会の仕組みが知れたこと、
就職活動を通して出会った友人やOGなど人との繋がりができたことです。
 
 
―就職活動の思い出、エピソードを教えてください。


夏のインターンシップで出会った企業に行きたいという思いがあったからこそ、
モチベーションが下がることなく就職活動を頑張ることができました。
第一志望であった金融業界が全滅してしまい、本当にどうしようと落ち込み、
人生最大の挫折を味わいました。


しかしながら元々の切り替えの早い性格もありますが、
悩んでいる暇があったら面接の振り返りや他の企業を探そうとひたすらエントリーを行いました。
 
業界を絞らず、空いている日があればセミナーをいれていたので、
5月はピークで1日3社をまわることもありました。
 
絶対自分に合う会社はあると信じ、前向きに活動を続けた結果、
金融業界が第一志望だった時とは違う視点で業界や会社を見ることができました。
立ち止ったままではなく、考えることと並行して行動していたことが功を奏したのだと思います。
 


内定先を決めたポイントは?




3点あります。
 
1つ目は、事務や補助的な仕事がしたいと思っていたので、仕事内容の合致が合致していたこと。


2つ目は、出産後にも働いている女性もいるので、長く働けるのではと思ったこと。


3つ目は、08年に3社に合併して出来たばかりの会社なので。
これからまだまだ挑戦していくことができる、一緒に成長していけるのではと思ったことです。




最後に




―最後に、これから活動開始する就活生へのメッセージをお願いします。


 
行きたい企業、業界を見つけ、それに向けて努力することが大切だと思います。
私自身、目指すものがあったからこそモチベーションが下がることなく、楽しんで就職活動ができたからです。
 
また、自分自身の行動次第で多くの道が開けてきます。
業界や企業に関する知識だけではなく、人との出会いが広がり、新しい道が開けてきます。
 
目指していた企業に内定をもらえることが大切なのではなく、
内定をいただいた企業でどう頑張るかが大切であると思います。
 
ご縁のある企業は必ずあると信じ、前向きに頑張ってください!