企業理解にも役立つ!日本の首相と、会社の歴代社長を調べてみよう
2011.8.30 1190Views
こんにちは。常見陽平です。
日本の首相は、昔も今もよく変わる さて、彼は何をやったのか?
民主党代表選では野田佳彦氏が選ばれましたね。
ここ数年、政治の混乱が続いています。
毎年のように、内閣総理大臣が変わります。
これだけ変わると、各国の首脳も「この人と関係構築しても・・・」と思ってしまうでしょうね、そりゃ。
もっとも・・・。
個人ブログにも書きましたが、ここまでの短命政権だらけというのは異常事態だとしても、
日本の首相は昔も今もコロコロ変わっています。
◆内閣総理大臣の一覧(wikipedia)
2年半以上、政権を担当した政治家はなかなかいないのですね。
歴史に名を残した著名政治家も実は在任期間は短かったりします。
一つ注目したいのは、いったい彼が何を成し遂げたのかという視点です。
歴代首相が成し遂げたこと、その評価をしてみるとなかなか面白いものですよ。
もっとも、評価は短期・中期・長期で分かれるものですけど。
その政策は企業の戦略にも影響を与えますし、一度歴代首相と、成し遂げたことを調べてみることをオススメします。
歴代社長を調べてみる
会社についても、歴代社長を調べてみると、なかなか面白いです。
まぁ、日本企業、特に大企業は顔の見えない組織だと言えます。
皆さんは、志望業界のトップ3社の社長の名前を言えますか?
おそらく、言えないことでしょう。
いや、私もよっぽど有名な社長じゃないかぎり、いきなりは言えませんよ、えぇ。
日本の大企業の社長は、ある意味、「あがり」的なポジションであって、誰がやっても同じじゃないかという意見もあります。
とはいえ、その人が社長に選ばれたからには、その理由があったはずです。
なぜ選ばれたのか、何を成し遂げたのかを調べてみると、その企業の発展の歴史、何を大切にしている企業なのかがわかります。
中には、どの社長が取り組んでも失敗しているテーマなどもあるわけです。
さらには、現在の社長の就任の挨拶などを調べてみると、いま企業が重点的に取り組んでいることなども理解することが可能です。
なかには創業者がずっと社長を務めている企業もあります。
そんな企業でも、その社長自体が変化、進化していることも。
まずは、皆さんの気になる企業の歴代社長を調べてみてください。
劇的に企業理解が進むことでしょう。
執筆者プロフィール
常見陽平@yoheitsunemi
評論家北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。
リクルート、玩具メーカー、クオリティ・オブ・ライフ(現在:フェロー)を経てフリーに。
雇用・労働、キャリア、若者論などをテーマに執筆、講演に没頭中。
2015年4月 千葉商科大学に新設された国際教養学部の専任講師に就任。
著書多数。