コピー&ペーストは危険!?自己PRの書き方3つのポイント
2012.1.30 3054Views
こんにちは、ライターのKSGです。
就活生の皆さんに状況を伺っていると、既にエントリーシートが貯まってしまっている方もいるようですね。
自己PR・志望動機・学業など、かなり記入する項目も多く、大変なのは筆者も痛いほど分かります...。
このような状況では、のんびりと文章を推敲することもなかなか難しくなってきます。
しかし、時間がないからといって、既に提出した企業の自己PRをコピー&ペーストするのは少々危険な行為です。
今回は、その理由と対処策をご紹介していきます。
1.文章は何度も検討すべし!
まず、文章は書けば書くほど良質なものが出来上がっていくことを覚えておいてください。
短時間で書き上げた文章には、矛盾や改善点が多く見られます。
エントリーシートというのは、提出することに意義があるのではなく、採用担当者に「採用したい!」と思わせることが目的です。
エントリーシートは書類選考でも使用されますが、一次面接から最終面接、場合によっては社長の手まで届けられる重要な書類です。
推敲に推敲を重ねて提出することができれば、面接を順調に進めることができます。
ぜひエントリーシートを書く時間を多めに確保して、自己PRの推敲を行うようにしてください。
筆者は、企業ごとに自己PRを書き直していました。
そのため、初期の頃と比べて、内定をいただいた時点での自己PRはかなり良質なものが出来上がっていました。
皆さんも是非自己PRの見直しを定期的に行うようにしましょう!
2.質問によって答え方は変化する!
一言に「自己PR」と言っても、企業ごとに設問が異なることが多いです。
例えば、
「学生生活で成功体験をしたエピソードをお書きください」
「あなたの長所を自由にPRしてください」
という2つの設問があるとします。
両方とも自己PRであることは確かですが、答え方が全く異なります。
前者では、成功体験として紹介するエピソードを最初に示す必要があります。
一方、後者は長所を端的に第一文で表現しなければなりません。
自己PRのネタそのものを変える必要はありませんので、ぜひ自己PRは設問に合わせて書き直すようにしてください。
受験問題の国語と同様に、聞かれた通りに文章を書くということが非常に重要です。
3.自己PRのネタを違った側面から見てみよう!
また、自己PRで用いるネタ(エピソード)を違った側面から見てみることも有効な手段です。
エピソードを変えなくても、1つのエピソードを普段とは違う側面から見ることで、新たな自己PRが完成することもあります。
自己PRを書いていくなかで、ふとした瞬間に新しいPRが完成することもありますので、常に「より良いものを書こう!」「違った視点はないかな?」という意識を持っておくと良いですね。
筆者も自己PRを書いている時に、新しいPRを思いついたことがありました。
大学祭実行委員会である作業を新規に導入した際のエピソードだったのですが、元々はそのエピソードで「問題解決能力」をアピールしていました。
しかし、その作業は安全管理を目的としたものであったため、「リスクヘッジができる」というアピールが出来ることに気がついたのです。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
エントリーシートは非常に時間のかかる作業ですが、エントリーシートで頑張っておくと面接も有利になってきます。
何度も何度も書き直すことによって、どんどん文章は洗練されていきますし、無意識のうちに自己分析を行うことにもつながります。
はじめは納得するまで文章を推敲することが非常に辛く思えますが、徐々に文章力もついてきますので、しばらく我慢して自己PRと向き合うようにしましょう!
それでは、また。
(ライター:KSG「就職活動支援サークル よこりく」)